harunatuakihuyu365の日記

旅行やら日常の出来事を書いています。

富士登山

この時期になると、数年前に行った富士登山のことを思い出します。どこで聞いたかは忘れましたが「散歩で富士山を登った人はいない」と聞いた事があります。覚えている範囲での意味としては、準備・計画をして事に臨むのだということです。

当時この言葉を聞き、なるほどなーと感心した私は、どう意味を取り違えたのか富士登山を目指すようになるのです。今となっては笑い話ですが、当時は大真面目にそう考えていたようですね。そうなると大事なのは装備です。早速アウトドア用品店に行ってみました。
右も左もわからない分野で、店に行って見てもさっぱりわからず、店員さんに話を聞き、何となくのイメージは掴めましたがおぼろげです。こうなったらひとまず行ってみようと思い、平凡なランニングシューズに平凡なリュック、速乾素材の洋服で都内近郊の高尾山に行ってきました。結論としては特に不自由はなかったのです。しかし高尾山と富士山では規模が違い過ぎます。富士登山経験のある友人が居たので聞いてみました。最初からこの友人に聞くべきでした。
友人曰く富士山にはガレ場がありランニングシューズは靴底が柔らかく靴底が破れたり足が滑ったり、足が疲れるとのこと。

ガレ場って・・・。(岩石がゴロゴロして足が不安定な場所のことを言うようです。)先生もっと教えて下さいと懇願し次はリュックです。リュックは普通でも構わないが、必要な荷物が入る事、雨対策が出来ること、荷物を入れて長時間背負っても疲れにくいこととポイントを教えてもらいました。そもそも荷物って何が必要ですかと聞いたら、先生は嫌な顔をせず教えてくれました。

雨具、念のため替えの下着や靴下類、、防寒着、ニット帽、日除けの帽子、日焼け止め、お菓子、水、小銭、テント、寝袋、スコップ、スキー板、ヘルメットと素直に書いていたら「ごめん、小銭から後は要らない」とのこと。先生意外と意地悪でした。
そんなに一気に揃えられないので大事なものから買いました。

登山靴と登山用の靴下、リュック、雨具です。

意外に靴下は侮れません。買ったときは「靴下一足で2500円って・・・」と価値観の違いに驚きましたが、登山中に感謝することになるとはこの時の私にはわからなかったのです。