harunatuakihuyu365の日記

旅行やら日常の出来事を書いています。

富士登山5

登頂したら下山しなくてはなりません。

そうでした。富士山は日本で一番高いのは皆様ご存知ですね。

そうです、遮るものが無いのです。猛烈な風も強烈な日差しを耐えなければなりません。

山頂で、御来光を拝む方は夜中から夜明け前に行動すると思いますので、山頂は寒いです。

山頂には雪が残ってましたからね。真夏でも真冬の格好です。猛烈に吹きつける風が体温を奪います。なので、防風、防寒対策の上着、ニット、ネックウォーマー、マフラーなどがあると安心です。

高山病で頭痛がしていますが下山です。行きよりも帰り、下山の方が肉体的には堪えました。登頂したら達成感で気持ちは充実していましたが。

細かい石の上を滑るのに注意しながら降りるため、膝、腰に負担がかかります。下山道の端で休憩する方々が多くいました。無理をせず転ぶ前に休憩することをすすめます。

寒さの次は日差しです。標高が高いため日差しが強烈なのです。限界でした、下山道の端に倒れ込むように寝ました。暑さと頭痛でダウンです。人目を気にしている余裕もなくリュックを枕に15分ほど仮眠です。起きるのが辛いですが、寝る前よりはいくらかマシです。

後はひたすら滑らないよう黙々と降りるだけです。

帰りの六合目から五合目はは登頂までの道を思い返しつつ、友人と話しながら歩きました。

道のりは長い、最初に頑張りすぎないこと。次回の教訓です。

 

富士登山4

暗い中での登山になるためヘッドランプは必須なのです。六合目を過ぎ七合目に入ると山小屋がたくさんありました。

ここで1時間寝たいよと思いながら八合目に向かいます。さてここで岩場、ガレ場が続きます。1回で終わるのではなく続くのです。

これではランニングシューズの靴底が持ちませんね。

ここで更に軍手の出番です。両手で岩を掴み滑らないよう登って行きました。それこそがむしゃらに一心不乱に登りました。全く予想していなかったのですが苦しい中天を仰ぐと満点の星空なのです。最高でした。この時期はなんたら流星群の時期らしくそれこそ星が降っているように何個も流れ星が見えました。これには本当に驚きました。夜登っているからこそ見られた絶景でした。

恐怖のガレ場を何とか登り八合目もたくさん山小屋がありもう一晩寝かせてと思いましたが、15分ほど休憩して九合目に向かいます。

ここからは下山道もあり体調の優れない方は山小屋で休み下山する方もいました。我々は気合と根性で出発です。そうです。八合目いや七合目からは無言です。喋ると辛いのです。標高が高くなるにつれ、ちょっとしたことで息が上がり、体が重いのです。

これが「ボディブロー」です。最初に舐めてペースを上げると後で痛い目を見るのです。

九合目くらいから私は若干の頭痛があり、高山病の自覚はありました。後で友人に聞いてみたら友人も頭痛はあったようです。こんな時は無理したらいけません。立ち止まり息を深く吐いて、深く吸い呼吸を整えます。幸い、私たちが行った時は山頂に近づくにつれ集団のペースが遅くなり休み休み行けました。上に上がるにつれ頭痛は増してきます。頂上に無事着いても頭痛は収まりません。頂上での祝杯どころではありません。このような状態になったら高度を下げるしかないと頂上の山小屋の人に教えてもらいました。ご来光を拝み、ラーメンを食べ、頭痛を堪えながら下山です。

富士登山3

富士登山本番です。天気を確認し家を出て友人と合流しバスに乗りました。確か夕方~夜くらいに集合し吉田口五合目には夜に着いたと思います。
頂上を目指しいざ出発。大事な装備を忘れていました。ヘッドランプと軍手です。

当然灯りなんてないですし、くどいようですが例のガレ場は両手が空いていないと危ないのです。というわけでヘッドランプと軍手です。

五合目から六合目は足慣らし的な感じですね。これが富士山と思ってはいけません。

当時の私はこのくらいなら楽勝じゃんと完全に調子に乗っていました。

その時の私に一言言えるなら

「俯瞰で見てみなさい、富士山は高原か?この勾配が続いてあの立派な山体になるのか?」と言ってやりたいです。

最初に戻りましょう「散歩で富士山に登った人はいないのです」

調子に乗れるような勾配がずっと続くわけではないのです。六合目から徐々に勾配が付いていき、一緒に登った友人はきちんとペースを守り登っていて余裕を感じられます。私はもう肩で息をしています、まだ六合目なのに。友人に断り休憩させてもらいました。富士山は吉田口五合目でも標高が2305mあり一般的に標高2000mを超えると高山病の危険があるようで、無理は禁物です。(同じ五合目ですが各登山口で標高が違うようです。)
というわけですでに高山病のリスクがあるなかで頑張ってはいけないのです。その時はよくわかっていないですね。2000mだとゲレンデにいる感覚に近いから大丈夫という過信です。2000mと2300mでは東京タワー約1本分です。気圧を舐めてましたね。

(気圧が低い→酸素濃度が低い→体内にいつものように酸素を供給できない状況)

後々ボディブローのように着実に効いてくるのです。(ってボディブローを何発もやられるという経験はありません。一発でもキツイのに。何発もやられたら即ダウンです)

富士登山2

装備を揃えもう既に気持ちは富士登山ですが、我が先生から「足慣らしで高尾山やお隣の陣馬山御嶽山あたりに行ったほうがいいよ」と心を見透かされているかのようなお言葉を頂きましたので、早速高尾山~陣馬山コースに向かいました。
よくありますよね。

何かを新しく手に入れた時のワクワクした気持ちがパワーをくれたようで軽々登れた気がします。装備のせいか登った後の疲れ方も違います。一度登った事を考慮しても楽に登れたと思います。

登山靴を初めて見た時は重いし靴底は硬いし、大丈夫かなと思いましたが全然大丈夫でした。(この時は正直頑丈さがいかに大事かわかってなかったですね。例のガレ場で真価を発揮するのですが、それは富士登山本番の後半の話ですね。)

高尾山や御嶽山は信仰色が強く、軽い気持ちで登った私はその雰囲気に圧倒されました。厳かで日常とは隔絶された感があります。俗の極みを行く私には眩しい世界で、山登りで体に溜まったドロドロした汗をかきリフレッシュし、山のパワーで心も洗われたようです。登山道も整備され富士登山を目指さない方にも普通におすすめです。
準備を着々と整え、ついに富士登山の予約をするに至りましたが、1人では何かあったらまずいと思い、先生に頼みましたが都合がつかないようで行けず、途方に暮れていたら偶然にも富士登山に行ってみたいという友人を見つけられました。良かったです。
今はもう弾丸登山禁止なのでしょうか?当時は何も言われてなかったような・・・。しかし弾丸登山は初心者にはキツイです。体調が良くてもキツかったですね。なので2回目に行った時は山小屋で泊まるプランでガイドさんも付いてもらって行きましたよ。順番が逆ですね。反省でございます。

富士登山

この時期になると、数年前に行った富士登山のことを思い出します。どこで聞いたかは忘れましたが「散歩で富士山を登った人はいない」と聞いた事があります。覚えている範囲での意味としては、準備・計画をして事に臨むのだということです。

当時この言葉を聞き、なるほどなーと感心した私は、どう意味を取り違えたのか富士登山を目指すようになるのです。今となっては笑い話ですが、当時は大真面目にそう考えていたようですね。そうなると大事なのは装備です。早速アウトドア用品店に行ってみました。
右も左もわからない分野で、店に行って見てもさっぱりわからず、店員さんに話を聞き、何となくのイメージは掴めましたがおぼろげです。こうなったらひとまず行ってみようと思い、平凡なランニングシューズに平凡なリュック、速乾素材の洋服で都内近郊の高尾山に行ってきました。結論としては特に不自由はなかったのです。しかし高尾山と富士山では規模が違い過ぎます。富士登山経験のある友人が居たので聞いてみました。最初からこの友人に聞くべきでした。
友人曰く富士山にはガレ場がありランニングシューズは靴底が柔らかく靴底が破れたり足が滑ったり、足が疲れるとのこと。

ガレ場って・・・。(岩石がゴロゴロして足が不安定な場所のことを言うようです。)先生もっと教えて下さいと懇願し次はリュックです。リュックは普通でも構わないが、必要な荷物が入る事、雨対策が出来ること、荷物を入れて長時間背負っても疲れにくいこととポイントを教えてもらいました。そもそも荷物って何が必要ですかと聞いたら、先生は嫌な顔をせず教えてくれました。

雨具、念のため替えの下着や靴下類、、防寒着、ニット帽、日除けの帽子、日焼け止め、お菓子、水、小銭、テント、寝袋、スコップ、スキー板、ヘルメットと素直に書いていたら「ごめん、小銭から後は要らない」とのこと。先生意外と意地悪でした。
そんなに一気に揃えられないので大事なものから買いました。

登山靴と登山用の靴下、リュック、雨具です。

意外に靴下は侮れません。買ったときは「靴下一足で2500円って・・・」と価値観の違いに驚きましたが、登山中に感謝することになるとはこの時の私にはわからなかったのです。

口内炎、口角炎

ここ最近、不調でもないのに口内炎口角炎が出てくることが度々あります。

当然、飲み過ぎや食べ過ぎ、徹夜等の不摂生であれば控えれば予防できると思っているが、思い当たる原因がわからないため対処法がわからず放っておいたが、そろそろ我慢も限界です。

原因は何なんのか探りました。
そもそも口内炎はなぜできるのか?ネットで調べてみたら、暴飲暴食、ストレス、口の中を噛む、歯磨き粉の成分、栄養不足、胃腸が弱く栄養素を吸収できない・・・。

というような原因があるようです。これ以外にも病気由来の物もあるようで注意が必要と書かれていました。長く続く場合は医療機関の受診をおススメしますということですね。
胃腸を労り、しっかり栄養、睡眠を取り生活する。あとは歯磨き粉に注意して、喋る時や食事の時は舌や口の中を噛まぬよう細心の注意を払う。このようにすれば、きっと口内炎口角炎の予防ができることでしょう。そこまで暴飲暴食もしておらず、ストレスっていうほどストレスもなく、三食しっかり食べて、最近、舌も口の中も噛んでいない時はどうすればいいのか?

これは見事に壺にはまっているという状態です。

栄養不足なのか胃腸の吸収が低下しているのか何かしら見落としているということなのでしょう。生活習慣を見直すのは勇気がいるため、手っ取り早く栄養不足の改善だということで口内炎に効くというビタミンB群のサプリを購入し飲んでみたいと思います。

思いかえしてみると、この夏になってから出てきているような気がしてきました。

もしや夏バテ!?うーん寄る年波に何とやらでしょうか。

とりあえずビタミンB群で対処してみます。

 

梅雨と夏

もうじき関東は梅雨明けするのでしょうかねー。このまま本格的な夏となると水不足が心配です。

ゲリラ豪雨なるものが頻繁に発生していますが、願わくばあの雨を水がめにお願いしたい今日この頃です。自然相手のため日本列島全体に平均的に雨が降るなんてことは無いですが、もう少しどうにかならんかねと聞こえてきたり、こなかったり。

最近はヤフーのお天気アプリにある雨雲レーダーが重宝しています。天気予報を見て、レーダーを確認しお出掛けしたり、洗濯を一気呵成にしてしまったりするわけです。

昔はこんなものも無いし、台風の接近 もよくわからなかったでしょう。今は台風が発生したらすぐわかるし、雨雲レーダーなるもののおかげで予想はつきます。ここも自然相手のためあくまで予報、予想になってしまいますが、精度は向上していると思います。

個人的には日頃、防水グッズに助けられています。完全に濡れないということはないですが、Gore-Texをはじめとする防水透湿素材の靴やレインスーツにはいつもお世話に なっているわけです。

雨の日に靴が濡れるとそれだけで憂鬱ですし、洗う手間や乾かす手間を考え更に落ち込みます。その点Gore-Texを使っている靴なら多少の雨なら問題なしです。豪雨は靴下から浸水し濡れてしまいますが・・・。数々の技術の進歩のおかげで雨の日が楽しく迎えられるようになりました。感謝であります。そうは言っても、今のところは水がめにどさっと降ってくれることを願っています。